目標をもつことはとても大切
デキる人が常に心がけていることとして、「目標の明確化」があります。
目標をしっかりと決めると、そこから逆算して取り組むべきことを考えることができます。
すると行動に無駄がなくなり、最短距離で目標を達成しやすくなります。
また、目標が未達で終わってしまうこともなくなります。
目標達成の手法にはさまざまなものがありますが、その中のひとつに「SMARTの法則」というものがあります。
これは目標を設定するときに意識することの頭文字をとったもので、SMARTの法則に従うことで、より目標を達成できる可能性が高くなります。
できる男を目指したい場合には、ぜひSMARTの法則を参考にすると良いでしょう。
ここでは、SMARTの法則がどのような内容なのかを、具体的に紹介します。
SMARTの法則の内容とは
SMARTの法則のひとつめの「S」は「Specific」の頭文字です。
これは「具体的かどうか」を示します。
目標は具体的であればあるほど、達成しやすくなります。
例えば「ダイエットをする」と決めるより、「来月末までに、5キロ痩せる」のように目標を決めるほうが、達成できる確率が上がるのです。
それはやるべきことをイメージしやすくなり、とるべき行動もはっきりするためです。
次に「M」についてですが、これは「Measurable」の頭文字です。
つまり「計測できるかどうか」を指します。
ダイエットの例では、「来月末」や「5キロ」は数字で示されています。
数字が入ることによって目標が自然に具体的なものになります。
「目標には、数字を入れる」と意識しておくと良いでしょう。
さらに3文字目の「A」ですが、これは「Agreed upon」を指します。
つまり「相手や自分が、賛成しているか」を示します。
目標を立てても、自分や周りの人が賛成していなければ意味がありません。
「来月末までに5キロ痩せるなんて無理だ」と自分が感じたら、達成できる可能性は低くなってしまいます。
つまり、「現実離れした目標は、不適切」ということになります。
さらに4文字目の「R」は「Realistic」です。
これは先ほどの「A」とも重なる面がありますが、「現実的かどうか」ということが大切です。
そして最後の「T」は「Timely」の頭文字です。
これは「期限が決められているかどうか」を示すものです。
ダイエットの例では「来月末」と期限を決めたことで、より行動しやすくなっています。
もし「いつか5キロ痩せる」という目標だった場合、達成できる可能性は低くなるでしょう。
SMARTの法則を活用しよう
このようにSMARTの法則は、とても活用しやすい目標達成の方法です。
ぜひ参考にして、どんどん目標を達成できる人になってほしいと思います。